2011年04月01日
水神の森の植生
水神社の境内とその周辺の立木調査は過去2回明治21年と平成2年行われています。それを比較してみると目通り2尺5寸以上(約76㎝)の大木の種類が大きく変わってきていることが分かります。当初記録されている、桜、モッコク、ユズリハ、ハンノキは今では全て見ることができません。これらに代わって今ではクロガネモチ、スダジイ、スギ、ヒノキ、ミミズバイ、エノキ、クスノキの大木が見られます。120年も経つとこのように森が遷移していくことが理解できます。その他、記録にはありませんがアカマツの松根が数か所残っていることからアカマツもあったようです。また、低木のアリドオシ下草のマンリョウ、センリョウや絶滅危惧種のキンランを見ることができます。
Posted by 水神の杜人 at 00:00│Comments(0)
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